外貨貯金で市場参加・・・指値取引 ~ 初心者がはじめる外貨預金ガイド

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外貨貯金で市場参加・・・指値取引

外貨貯金では通常、不安定な為替レートとの付き合いが欠かせません。その手間を省いた画期的な取引が、指値取引です。指値取引を行うと、市場の為替レートが指定の価格になった時、自動的に取引できるので大変便利です。

市場の動きをにらみながら、タイミングをねらって取引を行う行為は、株への投機に似て、通常の生活をしながら続けるには無理があります。その点、外貨の指値取引ならば、あらかじめ取引したい価格を指値しておくだけで、自動的に指定価格での取引が成立するので、仕事や家事などに忙しい人も、生活への負担をかけずに外貨市場での取引が行えます。

この指値取引が、つい最近まで外貨貯金に導入されなかった理由は、銀行における為替レートの変更が1日のうち朝の1回しかされてこなかった事によります。刻々と変動する市場の動きを反映できない銀行の店頭では、指値取引への参入は不可能だったのです。しかし、最近は一部の銀行で市場の動きに合わせてレートを更新できるようになりました。口火を切ったソニーバンクに続き、シティバンクなど、指値取引を導入する銀行は現在増えつつあります。

このようにメリットの高い指値取引ですが、幾つか気をつけておくべきポイントがあります。まず、指値をする際に銀行によって手数料が掛かる事があり、預金の手数料が割高になるので、前もって確認し、もし手数料がかかるなら利子や為替差益との差し引きをシミュレートしておくことも大切です。

指値には有効期限もあります。その有効期限内に指定価格に達しない場合は、取引も行われません。銀行によっても有効期限の長さには差があるので、調べておくとよいでしょう。また、指値取引では取引可能な金額が設定されており、小額での取引ができない場合がほとんどです。

そして、予め指定するというシステムは、現実が指値よりはるかに有利に動いたとしても、指値でしか取引できないという結果も生み出します。メリットが裏腹にデメリットになってしまうという、指値取引の欠点です。

このようにデメリットも多い指値取引ですが、安全で便利な外貨取引という面では優れていますし、よく理解したうえで事情に合わせて利用する価値は十分にあるでしょう。


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